NENOiのブログ

ここに書いてある事は店主が感じた事、考えた事を記していますが大抵のことは既に先達が書いています

イトウくん

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こんにちは、早稲田にあるカフェスペースのある本と雑貨のお店NENOiの店主です。

店主の高校の同級生にイトウ君という人がいました。なんでカタカナかというと「伊藤」なのか「伊東」なの「井藤」なのかも覚えていないからです。彼は店主のクラスメイトと仲良く、その関係で時折話したりする程度の仲でした。正直おっぱい大好きな人という記憶しかなく顔もおぼろげにしか覚えていない人です。
けれどその彼は店主の生き方に大きな影響を与えている人なのです。

学校の課外授業の帰りだったのか学校の外(多分吉祥寺)で彼とバッタリ鉢合わせた事があります。それは信号のある横断歩道でした。
「車も来ないし、赤だけど渡ろうかな」と思ったのですがイトウ君は渡る素振りもないしどうしようかなと思っていた矢先、対岸の人が渡りました。その時ポツリと
「小さい子がいる時は信号守って欲しいな」
と呟くのが聞こえました。
気になって「どういう事?」と聞いてみたら
「最近原チャの免許取ったから実感するけど、小さい子はまだ自分で安全かどうかの判断が十分じゃないから信号が赤の時はちゃんと止まってて欲しい。けれど大人が守ってないのを見れば”赤信号は別に守らなくてもいいんだ”と思ってしまう。僕も別に赤信号で渡る時あるけど、小さい子がいる時はちゃんと止まってて欲しいんだ。」
普段おっぱいのことしか喋らないヘラヘラした感じの人だっただけに、正直このしっかりとした意見にびっくりした記憶がありますが、それ以来店主は小さな子がいる時はどんなに車通りがなくても信号を守るようになりました。そして彼の言葉は自分が子供の親となってよりそうだなと思うようになりました。

「小さい子が近くにいる時は車が通ってなくても横断歩道が赤ならちゃんと待つ」

この行動で、世界を革新するような何かがもたらされるわけでもないですが、彼の言葉は確かに僕の生き方を変えました。

最近、UberEatsの自転車マナーの悪さとかがよくニュースになるけれど、あの人たちに限らずマナー悪い人たちは多いよね。とふと思ったので書いてみました。秋の交通安全週間だし。
あとああいうマナーの悪い人たち、(歩行者、自転車、バイク、ドライバー問わず)周りがちゃんと避けたり、察してるからことなきを得ているだけだとと言う事を早く気づいた方がいいですよ。

なかなか更新できなくてすみません。あれ書こう、これ書こうと思う事はあれどなかなかうまく文章にする事ができず(ある程度書いてもまったく面白くないんですよ。困ったことに)、ズルズルと。。。今回も書いては消して書いては消して、、、。